通達文の作成例|公文書の書き方

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通達文の作成例|公文書の書き方

(1) 通達文の意義
通達文とは、上級の行政機関又は職員が下級の行政機関又は職員に対して発する命令文書に用いる文をいいます。
通達は、法令の解釈や行政運営の方針を指示するなど比較的細目事項を命令する場合に用いられ、訓令は、職務執行上の基本的事項を命令する場合に用いられ、ここに両者の違いがあります。
また、通達の中でも、権限を有する行政機関が自らの名で発せず、その補助機関に命じて補助機関の名で発する場合があります。これを依命通達といいます。

 

(2) 標準例

規則の運用についての通達(副市長→各部長)

 

 

                              文書番号
                              平成○年○月○日
 教育長、各部長、室長
 監査委員事務局長
 選挙管理委員会事務局長 殿

 

                              副市長 ○ ○ ○ ○

 

            ○○○○規則の運用について(通達)

 

 ○○○○規則の制定に伴い、その運用解釈と補完事項を下記のとおり定めたので通達します。

 


1 …………
2 …………

 

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地方公務員の服務規律の確保

 

 

                              文書番号
                              平成○年○月○日
教育長、各部長、室長
監査委員事務局長、
選挙管理委員会事務局長 殿

 

                              副市長 ○ ○ ○ ○

 

     衆議院の総選挙における地方公務員の服務規律の確保について(依命通達)

 

 ○○県行政部長から、別紙写しのとおり、総務事務次官通達に基づく通知がありました。
 ついては、貴職においては、所属職員に対しこの旨周知徹底して、適切な指導に努めるなど、職員の服務規律の確保について万全の配慮をしてください。
 この旨命により通達します。

 

(3) 注意点
ア 文体は、「です・ます」体でも「である」体でもかまいません。
イ 件名の末尾には、「(通達)」又は「(依命通達)」と記載します。
ウ 依命通達には、必ず「この旨命によって通達します。」という文言を記載します。
エ 通達に当たっては、文書審査を受けなければなりません。
オ 通達は、上級の行政機関や職員が、その職務における命令を発するためのものです。文体は「です・ます」体でもかまいませんが、あくまで命令であることを意識し、指示内容を明確に示します。必要以上に丁寧な表現をするのは、不自然であり、また指示内容が不明確になりますのでやめましょう。

 

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