「あわせて、併せて」「おって、追って」の使い分け方|公用文漢字
公用文では、「接続詞」は平仮名、「副詞」は漢字で表記するのが原則です。
そのため同じ読みでも、品詞によって漢字と平仮名を使い分けます。
「あわせて」と「併せて」の使い分け
「あわせて」(接続詞)・・・【例文】あわせて、住民の意向調査を行うべきである。
「併せて」(副詞)・・・【例文】住民の意向調査を併せて行うべきである。
「おって」と「追って」の使い分け
「おって」(接続詞)・・・【例文】おって、集会の場所は後日お知らせします
「追って」(副詞)・・・【例文】集会の場所は、追ってお知らせします
間違えやすい接続詞
その他、以下の接続詞は間違いやすいので注意します。
例
したがって(×従って) ただし(×但し)
なお(×尚) また(×又) ゆえに(×故に)
あるいは(×或いは) かつ(×且つ)
くわえて(×加えて) ついては(×付いては)
つぎに(×次に) ところが(×所が)
ゆえに(×故に)