「いい、よい、良い」「よく、良く」「元、前」等の使い分け方|公用文の漢字はどっちを使うか

「いい、よい、良い」「よく、良く」「元、前」等の使い分け方|公用文の漢字はどっちを使うか

「いい、よい、良い」「よく、良く」「元、前」等の使い分け方|公用文の漢字はどっちを使うか

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「いい、良い」の使い分け

「いい」と「良い」の使い分けについては、一般に「いい」は話し言葉であり、書き言葉には「良い」を用いるべきと言われています。
しかし、「~するほうがいい」と「~するほうが良い」には若干意味が異なります。
上記の例では「良い」には他の選択肢が残されているような意味合いがあるからです。
そのため、公用文において「いい」を用いてはいけないわけではありません。

 

「よい、良い」の使い分け

「よい」は、単独で「良い、悪い」の意味で用いるときは漢字で書きます。

 

状態が良い 成績が良い

 

一方、「~てよい。」という表現ときは注意が必要です。
この場合は「~て良い。」と漢字で書かずに、「~てよい。」と平仮名で書くことに注意します。
「~てよい。」の「よい」は、形容詞ですが「良い、悪い」の「良い」という意味ではなく、「~しても差し支えない」「~しても構わない」という意味の語なので「~て良い。」という表記は誤っていることになります。

 

連絡してよい。  廃棄してよい。
帰ってよい。  走ってよい。

 

「よく、良く」の使い分け

「良く」は、「海外によく出張する」のような程度や頻度の意味のときは平仮名で書きます。

 

「元、前」の使い分け

過去に職にあったものを呼ぶときは、直前その任にあった者にあっては「前知事」のように「前」を使い、前々任以前の者にあっては「元知事」のように「元」を使います。
なお、正式に知事を指すときは、「都知事」「県知事」のように都道府県を冠します。

 

商標の語句は使用せず、言い換える

公用文中に商標である語句を使うことはできません。
誤って使いがちな用語は以下のとおりです(括弧内が一般用語)。

 

ウィークリーマンション(短期賃貸マンション)
ウォッシュレット(温水洗浄便座)
エレクトーン(電子オルガン)
ジープ(小型四輪駆動車)
セスナ(軽飛行機)
セメダイン・ボンド(接着剤)
セロテープ(セロハンテープ)
宅急便(宅配便)
タッパー(食品保存容器)
バンドエイド(ガーゼ付きばんそうこう)
ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)
ポリバケツ(プラスチック製バケツ)
マジック(フェルトペン)
マジックテープ(面ファスナー)
万歩計(歩数計)

 

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