公文書の訂正方法とは|二重線の書き方、訂正印での修正の仕方
このページの目次
誤記や脱字があるときは、原則として書き直します。
ただし書き直しができないときは、次の方法により訂正します。
二重線による訂正の書き方
誤記の部分を二重線で消して訂正印を押します。
横書きのときはその上側、縦書きのときはその右側に正しい内容を書くようにします。
(例)
脱字を加える方法
横書きの時は脱字の行の上側、縦書きの時は右側に追加部分を書くようにします。
その際は、くくり符号を使って脱け落ちた部分が分かるようにし、訂正印を押します。
(例)
スポンサードリンク
契約書・重要文書の訂正方法
契約書や重要な対外文書などを訂正する場合は、上記2つの訂正方法に加えて、更に、左か上の余白に「○字訂正」、「○字削除」か「○字加入」と書き、そこにも訂正印を押すようにします。
(訂正前と訂正後の文字数が同じ場合)
※「2字訂正」(黒字でも可)と記入し、上から同じ公印を押す。
(数字の訂正等、訂正前と訂正後の文字数が違う場合)
※「1字削除 2字加入」(黒字でも可)と記入し、上から同じ公印を押す。
使用する訂正印の選び方
訂正印は、起案文書の場合には起案した者の印、発送文書の場合にはその文書の発信者の公印でなければなりません。
また、契約書を訂正したときは、契約当事者双方の印を押します。
スポンサードリンク