法令の種類と数はどのくらいある?

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法令の種類と数はどのくらいある?

法令には作った主体と効力が違ういくつかの形があります。
日本の法の最上位は「憲法」です。
憲法に反する法律や命令は無効となります。(憲法98条)

 

憲法の次が、国会の定める「法律」です。
さらにその下が行政機関が定める「命令」です。
命令はさらに細かく分かれ、内閣が定める「政令」、大臣の定める「府令」「省令」があります。

 

政令や省令のほかにも、行政機関が定める特殊な命令もあります。
それが「規則」です。
会計検査院規則や人事院規則などがあります。

 

また行政機関とは別に、立法機関である各議院が定める「議院規則」、司法機関である最高裁判所が定める「最高裁判所規則」もあります。

 

そのほか地方公共団体が定める「条例」「規則」もあります。

 

1年で成立する法律は100件ともいわれています。
今までに成立、公布された法律は1万を超えていますが、現在有効な法律は約2000件と言われています。
これは公布される法律の多くが、一部の法改正だったりするからです。
既存の法律の内容を変更するためには、その法律を改正する法律が必要なのです。
このような一部改正の法律は施行されると既存の法律に溶け込んでなくなってしまいます。

 

逆に既存の法律を廃止する法律もありますし、有効期限が決まっていて自動でなくなる法律もあります。
法律が定める対象がなくなって実質効果がない法律もあれば、逆に廃止されたのに効力をもっている法律もあるのです。

 

このように現行の法律の数は?と聞かれても数を確定するのは実は困難なのです。