「合わせる」と「併せる」の違い|公用文の送り仮名、意味の違い

「合わせる」と「併せる」の違い|公用文の送り仮名、意味の違い

「合わせる」と「併せる」の違い|公用文の送り仮名、意味の違い

「合わせる」と「併せる」の違いはなんでしょうか。

 

「あわせる」は、一致させるという意味の動詞には「合わせて」を用い、並行してという意味の副詞には「併せて」を用います。
「合わせる」「併せる」は、二つ以上の物を一緒にするという意味では似ていますが、「合わせる」は混ぜ合わせてぐちゃぐちゃにして別のものにしてしまうことであるのに対して、「併せる」はあわせたものが何かしらの形骸を残して両立させるという、意味の違いがあります。
ただし、接続詞の場合はひらがなで書きます。

 

合わせる・・・力を合わせる。時計を合わせる。
併せる・・・併せてお願いする。
あわせて・・・あわせて、住民の意向調査を行うべきである。

 

「合わせる」「併せる」は意味において使い分けが必要ですが、送り仮名にも注意が必要です。
「合わせる」(他動詞)に送り仮名を活用しない「わ」から送るのは、「合う」(自動詞)との対応からです。
一方、「併せる」には、対応する自動詞がないため、「併せる」と活用語尾のみを送ることになります。

 

ちなみに同様のケースとして、「押さえる、抑える」「起こす、興す」「据わる、座る」「捕らえる、捉える」「分かれる、別れる」など多数の語句があるので注意が必要です。

 

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