公文書の字の選び方(漢字、仮名、数字、字体、ローマ字、外来語など)

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公文書の字の選び方(漢字、仮名、数字、字体、ローマ字、外来語など)

漢字

漢字は、「常用漢字」に掲げられたものを用います。

 

仮名

(1) 平仮名と片仮名
片仮名は、外国の地名や人名そして外来語を表す場合に使います。
ただし、「かるた」、「たばこ」などのように、外来語の意味の薄くなっているものは、平仮名で書いてもかまいません。
(2) 仮名遣い
公用文における仮名遣いは、「現代仮名遣い」に掲げられたものを用います。

 

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字体

(1) 使う字体
字体は、現代の通用字体を遣い、筆写(手書き)字体は楷書、印刷字体は明朝体にします。
ただし、図書、冊子、パンフレットなどの印刷物には、見出しなどにゴシック体を使うことができます。
(2) 使わない字体
固有名詞と常用漢字表の語を除き、当て字、旧漢字など公式に認められない字体は使いません。
また、俗字や略字は、よく使われるものであっても、公用文には使いません。

 

数字

(1) 縦書きの場合
ア 一、二、三、十、百(特に必要がある場合には、壱、弐、参、拾)などの漢数字を使います。
イ 次のように発音に従って書きます。ただし、「いっせん」「いっせんまん」と発音することがあっても、原則として「千」「千万」と書きます。
(2) 横書きの場合
ア 1、2、3、0などのアラビア数字を使います。十、百、千、万などの桁は、数字の位で表します。ただし、次の場合には発音に従って書きます。
2分の1 2の3乗

 

 イ アにかかわらず、次の場合には、漢数字で書きます。
(ア) 固有名詞を表す場合
例 八王子 駅通り四番街
(イ) 概数を表す場合
例 数十日 四五日 二三の
(ウ) 数量としての意味が薄い言葉を表す場合
例 一般 一部分 一方 三日月 十分
(エ) 熟語や慣用の固定した言葉などを表す場合
例 一長一短 五十歩百歩 三十石船 五寸くぎ 零下
(オ) 大きい数のけたを分かりやすく表す必要がある場合
例 12億3,457円 10万600(千の字は、予算書などに使うことができます)
(カ) 「ひと、ふた・・・と」、「ひとつ、ふたつ、・・・とお」と読む言葉を表す場合
例 一休み 二言目 三つ子 一つ 二つ

 

外国文字・ローマ字

(1) 外国文字
公用文には、原則として外国文字は使いません。
ただし、次のような場合は、外国文字を使ってもかまいません。
ア 外国人を対象とする文書を作る場合
イ 外国人をも対象とする申請書などの様式の中で日本語とともに外国語を使って説明する場合
ウ その専門の分野で通常使っている記号に外国文字を使う場合
エ 見出し記号として使う場合
(2) ローマ字
ローマ字を使う場合は、「ローマ字のつづり方」(内閣告示)によります。

 

外来語

外来語の表記については、「外来語の表記」(平成3年内閣告示第2号)に従います。
外来語の表記については、平成3年に、昭和29年に制定された「外来語の表記」の見直しが行われ、従来制限的だった表記がかなり自由なものになりました。
具体的には、外来語や外国語の地名・人名を書き表す場合に、「シェ、ジェ」「ティ、ディ」「ファ、フィ、フェ、フォ」「デュ」を一般的に用いることができるようになりました。また、原音になるべく近く書き表そうとする場合に、「ウィ、ウェ、ウォ」「クァ、クィ、クェ、クォ」「ヴァ、ヴィ、ヴ、ヴェ、ヴォ」並びに「トゥ、ドゥ」「テュ」「フュ」及び「ヴュ」を用いることができるようになりました。
また、最近の表記法では、カタカナ語の最後にあるア列の長音符号を省略するのが原則となっています。
ただし、従来の慣例により長音符号を省略しにくいものについては、従来の例によります。
例 エレベータ コンピュータ プリンタ スキャナ アナウンサー メーカー

 

外字

(1) 外字利用の原則
外字とは、パソコン等で、標準的に用意されている以外の文字を言います。
人名や地名などで必要があるときは、その外字フォントを、使用するパソコンに導入する必要があります。

 

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