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「元、前」の使い分け方|公用文の書き方

「元、前」の使い分け

過去に職にあったものを呼ぶときは、直前その任にあった者にあっては「前知事」のように「前」を使います。
前々任以前の者にあっては「元知事」のように「元」を使います。

 

「前〇〇」:現在の〇〇(職位や立場)に就く直前にその地位にあった人を指します。つまり 「ひとつ前(直前)の〇〇」 という意味です。
「元〇〇」:過去に〇〇という職位や立場にあった人を指します。現在はその地位にいないという意味で、「かつての〇〇(以前〇〇だった人)」 というニュアンスです。直前かどうかは問わず、複数人該当する場合もあります。

 

言い換えれば、「前」は直前の前任者、「元」は以前の職位経験者全般ということになります。
なお、正式に知事を指すときは、「都知事」「県知事」のように都道府県を冠します。

 

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